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棚瀬 正和; P.W.Fisher*
J.Less-Common Met., 109, p.233 - 240, 1985/00
被引用回数:1 パーセンタイル:43.57(Chemistry, Physical)核融合ブランケットの1候補である液体Li中に生じるトリチウムを捕集,回収するため、Y-Th合金を調整し、Hとの等温平衡圧曲線を300~900Cの範囲で求めた。得られた平衡圧曲線は2つのプラトー領域から成り、YHの生成にかかわる最初のプラトー領域での平衡圧はY-H系のそれに比べ、構造(格子定数)の違いによる影響をうけやや高く、logP(Pa)=12.36-11.3010/T(K)であることがわかった。2番目のプラトーはTh-H系にかかわるものでその平衡圧はY成分の存在による影響を受けなかった。また低組成比(H/Y+Th)領域ではSleverts lowが成立し、その定数は、Ks=5.2910exp83300/RT(K)、R=8.314J.Kmol、であった。
P.W.Fisher*; 棚瀬 正和
Journal of Nuclear Materials, 122-123, p.1536 - 1540, 1984/00
核融合ブランケット中に生じたトリチウムを捕集、回収するため、Y,Y-Nb(3:7)合金、Y-Nb(3:7)集成物、Y-Th(4:1)合金を調製し、その基礎的なデータ、すなわち、Hの拡散係数をジーベル領域で温度範囲960-1160K、Hの吸収法により測定した。その結果、Yの拡散係数D(Y)cmSはD(Y)=300exp(-1.610/RT(K))で表わされ、800C以上では、それぞれの合金の拡散係数の大きさは次のようになった。D(Y-Nb集成物)D(Y-Nb合金)D(Y-Th)D(Y) しかし、800Cより低温では、合金の拡散係数は表面状態の変化でかなりばらつき、Yのそれよりも低くなった。